ライブチャット業界にとっても対岸の火事ではない…
AV出演強要被害について、2015年にはAV業界最大手のプロダクションやその子会社を含めて大々的な摘発が行われました。
その『AV』のすぐ隣?のライブチャット業界でも代理店による不当拘束労働や報酬未払いのトラブルが頻発している。
なかにはアダルトビデオ女優とアダルトチャットレディを掛け持ちしている方もいらっしゃいます。
AV出演強要被害に端を発した問題は、ライブチャット業界にとって、もはや対岸の火事ではなく家族が起こした事件のように思ってました。
このAV出演強要被害の根絶を呼びかけている国際NGOヒューマンライツ・ナウが開催するシンポジウムに参加(聴いてただけ)してきました。
定員50名のなかにうまく入れた次第です。
場所はふだん無縁な衆議院第一議員会館の会議室。
ワイセツな会議なので(違います)むやみに画像掲載などはできませんが、チラチラッと様子だけ。
右手が主催の方々で左手席はゲストの参議院議員と、立って挨拶されているのが会の座長、公明党佐々木さやか議員。
ほか、内閣府・法務省・警察庁ほか、関係省庁の上級職員も参加して、開会の頃にはけっこうな人数になってました。
主催メンバーの挨拶で『ポルノ被害と性暴力を考える会』の理事長である田口道子さんが、「ポルノは楽しいことだから被害者なんかいないと思っていたら被害者がたくさんいた…」と。
おっしゃるとおりですね。
会の時間は17時30分から19時の予定でしたが、終盤かなり濃い質疑応答などもあって、30分延長となりました。
今日のこの会で、AV出演強要被害の話題以外にJKビジネスの話題が出ましたが…
「ライブチャット」という言葉は誰からもひと言も話されませんでした。
ライブチャット業界でも不当な拘束契約強要や報酬未払いのトラブルが多発しているのに、ライブチャットの低い認知度ともにそれに関わる問題の認知度も低いように思います。
最後に…
会場で、このシンポジウムの主催者である国際NGOヒューマンライツ・ナウのリーダーの伊藤和子弁護士より…
チャットレディの不当な拘束契約や未払いに関する相談も受け付けます、とのことでした。
ご本人に承諾済みで掲載。
※詳細はヒューマンライツ・ナウとググってください。