無策な料金割引き、リニューアルどころかセキュリティメンテナンスすら放置している有り様で、潮時、終わりが近いことを感じさせます。
各サイトともユーザー向けの宣伝は何年も前から大幅減少しており、僅かに残った既存ユーザーがいるだけというのが現状。
代理店は、チャットレディを増やせばなんとかなるとでも思っているのか、客足疎らなサイトにチャットレディを押し込んでます。
迷惑するのは無給薄給でログインさせられているチャットレディ。
成績が下がるほどその悪循環はエスカレートする。
なぜそんなことができるのか?
それは、チャットレディ報酬は出来高制ですから、代理店はいくらチャットレディの数を集めてログインさせても、賃金保証はしなくてよいからです。なんの責任もとってくれません。
しかし一方でチャットレディの考えの甘さも稼ぎがずり下がる原因になってます。
「もしかしたらまた稼げるチャンスはくるかも…」とか、「私なら大丈夫」というような、ネガティブを打ち消して自己肯定しようとする思い込みが起きる。
それ、正常性バイアスという状態です。
では国内業界の『潮時』はいつなのか?
その潮時について考察します。
弊社ブログでも何度か記事にしていますが、FLASHプレーヤー終了によるライブチャットサイトの営業停止はFLASHプレーヤーを使用するサイトなら2020年末に必ず起きます。
専門家筋は、2020年末という期限はFLASHプレーヤーの完全終了の期限であって、2020年を待たずにFLASHプレーヤーは動作しなくなるだろうと予想しています。
2019年7月現在にFLASHプレーヤー仕様のライブチャットを配信しているのは、全ての国内ライブチャットとDxLiveです。
その中でエンジェルライブとDxLiveはFLASHプレーヤーに代わるHTML5という新システムによる配信の準備をしていますがエンジェルライブのそれは非常用レベルの配信でしかありません。
スマホ系のチャットはFLASHプレーヤーを使わずに動作していますが、4G LTEの回線でビデオチャットをすれば、配信側も閲覧側もあっという間に制限帯域を使い果たしてスマホ自体が使い物にならなくなりますから、回避策にはなりません。
DxLiveはFLASHプレーヤーを使用しない新システム導入(HTML5)に向けて作業中です。
日本ではFLASH廃止問題よりも先に、景気後退と消費税増税の問題がのしかかってきます。
消費税増税はライブチャットだけではなく、日本のありとあらゆるコト・モノに関わる問題です。
ライブチャット業界も今よりさらに大幅な利用者減少は避けられない。
そうなればサイトの存続そのものが危機に陥ります。
国内ライブチャットの潮時は消費税増税の施行時期となる今年の8月9月10月あたりではないかと予想してます。
うちは海外サイト専門だから無関係かといえばそうではなく、海外サイトに出演いただいてるパフォーマーさんの稼ぎが減るようなことはなくても、うちの営業に大きな煽りは受けるのだろうなと考えています。